このコラムは、減塩パンのおすすめを知りたい人向けです。
朝食に食パンや菓子パンを食べるのは手軽なので、簡単に済ませている人も多いのではないでしょうか。
ただ、パンにも塩分が含まているので、油断していると意外な塩分量を摂取してしまっていることも。
そうなると「どのような減塩パンがあるのかな?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
このコラムでは「普通のパンと減塩パンの塩分量」と「おすすめの減塩パン」などをお伝えします。
ただ、パンを食べるのに塩分量を気にするのは大変。そのような場合は塩分2g以下の減塩宅配食を週に何回か利用するのがおすすめです。上手に活用して、たまにはラクをしましょう。
パンに食塩を入れる理由は?
小麦粉を使ったパンの場合、捏ねの操作によってできるグルテンの構造がパンの膨らみには欠かせません。
その時に食塩がグルテン形成を促すため塩が必要となります。
無塩でもパンを作ることができますが、発酵が遅れたりする他にも味付けのためにも食塩を加えることが一般的です。
普通のパンと減塩パンの塩分量
減塩パンがまずいと言われる理由として、塩分を減らしているからとイメージされている方が多いようです。
では、実際に普通のパンと減塩パンでは塩分がどのくらい違うのでしょうか。
普通のパンの塩分量
一般的なパンの塩分量は、4枚切り1枚(約90g)あたり約1.0~1.2gです。
- 4枚切り食パン1枚:約1.0~1.2g(約90g)
- ロールパン1個:約0.3g(約30g)
- クロワッサン1個:0.4g(約60g)
参照:日本食品標準成分表
減塩パンの塩分量
一般的な減塩パンの塩分量は、 4枚切り1枚(約90g)あたり約0.0~0.1g です。
食塩不使用の無塩パンも市販されていますね。
参照:日本食品標準成分表
おすすめの減塩パン|2022年版
メーカーが販売する減塩パンのブランドによる塩分量を調査してみました。
- 塩ぬき屋 無塩パン
- 超芳醇 塩分50%カット
塩ぬき屋 無塩パン
無塩ドットコムの「塩抜き屋 無塩パン」の特徴は下記のとおりです。
- 塩分量は100gあたり約0.0g
- 未開封なら常温で約20日保存が可能
- 1個で約500円と価格は高め
超芳醇 塩分50%カット
山崎製パン株式会社の「超芳醇 塩分50%カット」の特徴は下記のとおりです。
- 塩分量は6枚切り1枚あたり約0.45g
- 普通の超芳醇と比較して塩分量50%オフ
- パン生地に自家製発酵種ルヴァンを使用
バターとマーガリンはどちらが塩分が多い?
バターとマーガリンの違いは、原材料。バターは牛乳、マーガリンは植物性や動物性の油脂からできています。
では、どちらが塩分が多いのでしょうか?100gあたりの塩分量を調査してみました。結果は、下記のとおりです。
- 有塩バター:約1.5g(10gあたり0.15g)
- マーガリン:約1.2g(10gあたり0.12g)
結果は、小さじ2杯 10gあたりではバターとマーガリンでは塩分量の差はほとんどありませんでした。ただ、バターには食塩不使用の無塩バターもありますよね。
パンにつけるのなら、有塩バターやマーガリンより無塩バターがおすすめです。
まとめ
今回のコラムでは「【減塩ならコレ!】おすすめパンの塩分量を徹底比較」をご紹介しました。
おすすめの減塩パンと6枚切り1枚あたりの塩分量は、下記のとおりです。
- 塩ぬき屋 無塩パン:0.0g
- 超芳醇 塩分50%カット:約0.45g